お客様と化学産業を結び、
両者の発展と
よりよい社会の実現に
尽力してまいります。
森下産業グループは、化学品専門商社としての機能を基礎に、加工製造メーカーの機能をも有する複合事業体へ成長しながら、1927年の創業以来、多くのお客様と化学産業を結びつけてまいりました。ご愛顧をいただいてきたお取引先、関係先、パートナーの皆様に、心より感謝を申し上げます。
商社としては、化学品の中でも着色剤の顔料・染料を伝統商品とし、あらゆる色域や機能を塗料・インキ・文具業界に提案、販売してきました。２つのグループ製造会社では、様々な化学企業との協業で技術を高め、顔料マスターバッチや機能コンパウンド製品を合成樹脂業界に、高純度薬液や特殊樹脂を半導体・電子部品業界に供給してきました。海外には商社３拠点を置き、アジア市場の成長や各国間貿易に対応しています。
そして現在推進中の第５次中期経営計画では、『主要事業である「コーティング」「合成樹脂」「電子記録材料」の枠を越えて、「デジタル」「モビリティ」「環境」の市場ニーズに応えていく、スペシャリティケミカル企業となる』という目標を掲げました。進化を続けるお客様の事業に着実に貢献するとともに、どんな時代にあっても社会と産業を粘り強く支えてきた、化学の発展に尽力してまいります。
これら目標の実現にあたって、当社グループ社員は、創業以来の奉仕の精神、特殊化学品の販売・製造で培ってきたキメ細かさを忘れずに、「興味と情熱」「現実直視」「人格の尊重」の姿勢に一層磨きをかけ、価値と活力を高めるよう努めてまいります。
私たちはあと数年で100周年の節目を迎えます。それまでもその先も、一層のご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
