色の歴史は文化の歴史と共に歩んできました。2万年の昔、鉱石や貝殻など天然素材が色材として利用されはじめてから、絵を描くため、文字を記すため、道具や人を装飾するため、絵具、インク、塗料、化粧品と様々な形で利用され、化学合成による工業化を経て世界中で発展してきました。長年この発展と共に歩んできた我々は、自動車用・建築用途やプリンター・ディスプレイなど最新技術、更に未来の技術へと続く色彩文化の発展に寄与します。